メノラー・国際リーダーシップ・センター
基本計画書
目 的
東日本大震災により被災した亘理町内外の方々が、簡単に国際的な知識を学んだり、体験できる場所を作り、国内はもとより海外からも、いろいろな専門家を招き、あらゆる分野において指導的なセンターとして知識、情報を集約する場をつくり、さらには施設をとおして国内外に宮城県及び亘理町をPRする予定である。
計画概要
(1)計画予定地
①住 所:宮城県亘理郡亘理町荒浜字隈潟地内
②面 積:約600坪(1,900㎡)
※計画予定地については、町有地であり、所有者である亘理町と行政財産の無償貸し付けについて協議中。
(2)計画施設
- メノラーハウス(亘理国際センター)
- ミーティングルーム
- グリーンハウス(野菜菜園等の温室)
- 付帯施設(ソーラー発電システム)
- 倉庫
※2と5については応急仮設住宅を再利用する計画で、宮城県より譲渡されるよう現在宮城県と協議中。
(3)設計業※②と⑤については応急仮設住宅を再利用する計画で、宮城県より譲渡されるよう現在宮城県と協議中。務
株式会社アトリエ ベー 代表取締役社長 三宗 司郎氏に現在実施設計を委託中。 ※三宗司郎氏は現在、イスラエル国名誉領事であり一級建築士であり、今回の施設の計画の 趣旨に賛同いただき基本設計について協力をいただいております。
施設の建設の意義
亘理町において東日本大震災後から継続して被災者の方々に継続して心のケアの支援をしてまいりましたが、それは町と住民の方々の理解があってこそであり、人々の新しいものに挑戦してみようとする姿勢、それを迎え入れる温かみのある町であるからこそ今回の企画が実行できるものであると信じております。
子供たちは町の未来の財産であり、子供たちに世界の音楽や習慣、言葉などの文化を伝えることは町の未来を切り開いていくのに等しいことと考えます。
また、仮設住宅から災害公営住宅に転居された住民に、心のケアプログラムを懐かしむ人たちに気軽に立ち寄れる居場所づくりとして機能できる施設を計画しております。
さらには、今実施しているリーダーシップ養成プログラムを経験した学生や海外での経験を積んだ町民の方々に、将来的にこの施設の運用を託すことを考えており、町の財産となる施設を将来的に目指してまいります。
皆様のご支援よろしくお願いいたします。